さくらと菜の花と青空と。 [flower]
「Blue+Pink+Yellow’10」
「Pink+Yellow’10-1」
「Pink+Yellow’10-2」
前回の日記で書いた、毎年撮っているさくらスポットに行ってきました。毎年黄色とピンクのコントラスト(天気がいいと+青)が美しく、さくらの時期には欠かせない場所になっています。今回は天気もまぁまぁで、やや白っぽいものの、青空を背景に撮る事が出来ました。
ただ去年もそうだったのですが、今年は特に菜の花の咲き具合が寂しくて、黄色の絨毯・・・という風にならなかったのが残念。今年はどう見ても生育不足な感じで、さくらに比べて遅れているようです。寒かったですからねぇ。
このさくらの咲いている周り、実はかなり汚いところなんです。川岸もゴミが点在してますし、すぐ横を国道が通っていてトラックが走っています。飲食店近くにゴミ捨て場などもあり、佇んでいて単純にいい気分、というわけにはいきません。
そうして整備されていないからこそ花見客も寄り付かず、美しい写真を思う存分撮れるのですが、毎年ちょっと複雑な気分になります。またそんな環境でいつまでもさくらや菜の花が咲き続けてくれるのか、不安もあります。そろそろこの風景を、地域の財産として考えて行かなければいけないのかもしれませんね・・・。
さくらさく。 [flower]
「さくらさく その1」
「さくらさく その2」
「さくら ついばむ ひよどり」
春が来た。と書いたので、当然この花を取り上げないわけにいかないですね。さくらです。
小さい花が咲いているのを見て「春が来たんだなぁ」なんて思ってるくらいですから、さくらが咲き始めたのにも全く気付いていませんでした。土曜日は天気も良かったので、ようやく気付いたさくらが本当に美しかった。
相鉄線の相模大塚駅から母が入居している老人ホームに向かう途中に桜森稲荷という神社があります。小さい神社ですが、名前の通りさくらが何本も立っています。天気もよく、近くにビルもないので、青空をバックにさくらの花がよく映えます。忙しさにかまけて、気付けば母に会いに行くのも一ヵ月近く間が開いてしまっていました。気付かなかったのはそのバチですかね。
一番下のひよどりの写真は、天気の悪かった日曜日に、本厚木駅近くの公園で見かけました。本厚木周りに点在している公園のほとんどにさくらがありますから、この時期天気がいいと本当に散策が楽しいのですが、残念ながら今週末も余り晴れてくれそうもありません。
毎年撮っている川沿いのスポットで、今年もいい写真が撮れるといいなぁ、と願っているところです。
春が来た。 [flower]
「小さな小さな、小さな青い春」
「働きものの、ミツバチさん」
最近は本当に会社が忙しく、休みも満足に取れていない状態で、慌ただしく毎日が過ぎていました。その間、気温も時々妙に暖かい日がありましたが、とは言えまだまだ寒くて、相変わらず冬だなぁ、なんて思っていたのです。
しかし昨日、久しぶりに自転車でゆったり流しながら駅前まで向かっていたら、田畑の隅っこに小さい花が群生しているのを発見しました。いつ頃から咲き始めたのか、毎日朝に通っている道なのに、今まで全く気付いていませんでした。やっぱり心に余裕がないとだめですね。
上の青い花は、ワタシの大好きな花なんです。横須賀の実家に住んでいた時も毎年、道端に花を咲かせていました。野草ですし名も知らない花なんですが、この本当に本当に小さい花が咲いているのを最初に見つけた時はとっても嬉しくなります。もしかしたらさくらが咲いているのを見つけた時と同じくらい。
そして、春の花にはミツバチがよく似合います。一匹だけかと思ったら、花の群生している中で何匹も一生懸命働いていました。気付けば3月も終わり。本当に春が来てるんですね。
彼岸花、曼珠沙華。 [flower]
「ひっそり日陰の彼岸花」
花は意外と(?)よく撮りますね。やっぱり主役がハッキリして、構図やら何やらが考えやすくなるので、まず写真を始めよう、という人でも入りやすい。ワタシも万年初心者なので(汗)、つい撮ってしまいます。
晩冬の梅、春の桜と菜の花、夏の朝顔と向日葵、そして秋の彼岸花。季節を代表するような、そして見るとハッとするような花が咲いているのを発見するのは胸がワクワクします。そしてそれが散っていくと、ちょっと寂しくなります。
特に最近、四十路という人生の半分を過ぎて思うのは、あと何回この花を見られるんだろう、という想い・・・・。若い時には考えもしなかった、人生80年という短さを、年に一回だけ咲く花たちが教えてくれているような気がするのです。
それは、人生を大切に過ごすことをも、教えてくれているようです。